Excelやマネーフォワードで家計をきちんと管理していますか!?
資産形成のやり方は、何通りもありますが、基本となるのは以下のやり方です。
何に、どれくらい使っているのか。毎月の収支状況を把握します。
「収入ー支出」がプラスになるよう管理する。大きな固定費から見直します。
黒字化した余剰を、自分や資産に投資します。
突然ですが、皆さんは家計の管理をやっていますか?
私はマネーフォワードを使って、世帯の家計を管理しています(補助的にExcelも使っています。)。
穴の空いたバケツに水を貯めようとしても、水が流れてたまらない
2024年から新NISAが始まります。非課税枠も大幅に増えたし、投資を始めようかなと思っている人も多いのではないでしょうか?
投資を始めるにあたってやることはいくつかあるのですが、その中でも重要なのが、「収支状況の把握と家計黒字化の維持」です。
投資では「攻めよりも守り」が大事です。投資をする前に、自分の収支状況を把握して、コンスタントに黒字が続くような状態にしておかないといけません。
お金が投資で増えたとしても、毎月の家計が赤字だと、相殺されてしまいますし、場合によっては減ってしまいます。
「穴の空いたバケツに水を貯めようとしても、水が流れてたまらない」
家計管理の重要性をうまく表現した文章です。
家計管理をすることのメリットとデメリット
社会人になってから、私はなんとなくお金を使っていました。浪費をしていたわけではないのですが、何にいくらくらい使っているのかは把握していませんでした。
投資をしようと思ったときに、どれくらい投資ができるのかを計算する必要がありました。そこで、Excelを使ってざっくりですが毎月の家計を管理してみることにしました。(当時はマネーフォワードというアプリがあることを知りませんでした。)
- 全体の収支がわかるようになる
どれくらい給料があるのかは、通帳に振り込まれた金額を見ればなんとなくわかります。
しかし、使ったお金とその中身については、意外と把握できないものです。
それが把握できることは、家計管理の大きなメリットです。 - 収支の内訳がわかるようになる
支出について分析するには、その内訳が大事です。ざっくりとでも、使途を記録することで、後々の対策に役立ちます。 - 改善点が見つかる
収入が少なすぎる、支出が多すぎる、〇〇という支出が多すぎる、という風に分析ができます。原因がわかることで、解決策を考えることができるようになります。 - 見通しがたち、計画が立てやすくなる
ざっくりとでも毎月の状況がわかれば、それを中長期の計画に使えるようになります。
- 心理的な痛みを伴う
何にどれくらい使っているのかを自分で把握することは、場合によっては、心理的な痛みを伴う可能性がありますね。正直言って、スルーしたいですし、分析なんてしたくないです。 - 面倒くさい
こちらの方が大きな障害でしょうか。Excelや家計簿にチクチクと入力するのが面倒くさいです。
心理的な痛みに関しては慣れてもらうしかありません。資産形成の大きな一歩のために乗り越えるべき壁ですね。ローマは一日にして成らず。
面倒くささについては、文明の利器を使いましょう。課金しましょう。マネーフォワードに任せれば、基本的には全部自動で集計してくれます。
メリットとデメリットを比べても、メリットに軍配が上がります。資産形成をする上では、避けて通れない途です。
現状、私は家計管理のメインツールとして「マネーフォワード」を使っています。世帯全体の家計を管理しています。今まで記録してきたExcelも補助的に使っています。
Excelは家計簿だけではなく、投資や計画のシュミレーションをするのにも便利なので、こちらもマストツールではないでしょうか。